鍼灸マッサージ院ごぎょうのブログです
開業前や開業後のあれこれを綴ります
2020-08-05
こんにちは!
鍼灸マッサージ院 ごぎょう
松木です。
毎回施術時に睡眠の状態を聞くようにしています。
睡眠はその日、消耗したエネルギーを補充したり
活動した身体や内臓、精神を修復・回復させる働きがあります。
この睡眠が夢やトイレ、なんでもないけど起きてしまうなどで
中断されてしまってないかを聞くことは
身体のバランスが今、どんな状態か把握する上で大切な情報です。
今回は睡眠がトイレ(尿意)で中断されてしまうのは
東洋医学的にどういう状態なのか
下半身の引き締めが出来なくなっている
と考えます。
この場合の下半身は膀胱です。
しっかり尿を溜めておくタンクの栓が緩んでしまって
少し溜まるとすぐにトイレに行きたくなってしまう状態です。
夜は昼間に全身を巡らせていた水が納まるので
昼間より頻尿になりやすくなります。
では、どうしたら朝までぐっすり眠りやすく出来るのか
下半身の弱りは五臓の中の腎の弱りです。
腎は疲労や足腰の衰え・冷え、水や塩分の摂取が多いと弱ります。
早寝早起きをして、生活リズムを整える
歩く量を増やして、足腰をしっかり使う
冷房などで足腰を冷やさない
塩分控えめで水の取りすぎにも注意
以上のように過ごすと大分減ってくると思います。
頻尿は腎の弱りが基盤にありますが
他の弱りから腎の弱りにつながってることもありますので
なかなか良くならないようでしたら
鍼灸を受けてみることもオススメです。