鍼灸マッサージ院ごぎょうのブログです
開業前や開業後のあれこれを綴ります
2022-11-17
みなさん、こんにちは。
鍼灸マッサージ師 柏井です。
朝晩の寒暖差が体にこたえる今日この頃です。
みなさんはいかがお過ごしでしょうか?
日々の習慣の中で、
しみじみ、大事だなと感じたことがあるので、ブログに書こうと思います。
こちらは、
毎日ごぎょうを見守りつつ、空間に癒しをあたえてくれる、クロトン(手前)とテーブルヤシ(奥)です。
一日お疲れ様でした、と声をかけるころには、
疲れ(水分不足)をとてもわかりやすく表現してくれます。
葉がくたっとして、疲労感でちゃってます、、、
初めてみたときは、 「え?! 枯れちゃった?!」と慌ててしまいました。
でもこれ、人間も同じだなと思います。
ヒトの体もほとんどが水分でできています。
その割合は60%〜65%。
水分が適度にあると皮膚にハリがあり、体もシャキッとしています。
ですが、水分不足のカラダはハリが失われ、
クロトンのようにヘタっとしてしまう、いわゆる疲労状態になります。
東洋医学的には津液(水)不足による、「腎虚証」と考えます。
加齢、体質、疲労や足腰の弱りなどの生活習慣からも「 腎 」が弱ってしまいます。
腎では「津液」と呼ばれる水分のようなものが蓄えられていて、
その水分は、体や骨、骨髄を潤しています。
それだけでなく、
心臓の熱を覚ます、「ラジエーター(冷却水)」の役割をしています。
なぜラジエーターが必要なのかというと、(ちょっと話がそれますが)
心臓は止まることなく動き続けているため、熱を持ちすぎてしまうからです。
その状態を「心熱」と言い、高血圧、動悸を引き起こします。
東洋医学では、加齢と共に血圧が高くなるのは、腎の弱りからくる「心熱」が影響していると考えています。
さて、
お疲れのクロトンにお水を与えます。
翌朝には、、、
じゃーん!
葉が上を向いて生き生きしてます。
やはり、水は生命の源ですね。
ごぎょうでは一日1.5L〜2.0L飲んでくださいとお話ししています。
健康な成人は毎日、体重1キロにつき約35 mlの水が必要、といわれていますので、
体重50キロの人は1.7リットル、60キロであれば2.1リットルです。(BRITA参照)
白湯もおすすめですよ。
なんとなくの不調や、内臓の弱りを感じているかたは鍼灸を。
さらにリラックスしたい時は鍼灸マッサージの90分がおすすめです。
鍼灸マッサージ院ごぎょう