鍼灸マッサージ院ごぎょうのブログです
開業前や開業後のあれこれを綴ります
2017-10-19
みなさん、こんにちは。
今日は12月並の寒さ、そして雨、
ということで、身体の芯から冷えるような気候ですね。
そんな時は、じんわりとした温かさを味わえる、
【へその塩灸】はいかがでしょうか。
今までご紹介した【透熱灸】、【知熱灸】は皮膚に直接もぐさをすえるお灸ですが、
塩灸は、皮膚ともぐさの間に「塩」を隔てて行う、【隔物灸・かくぶつきゅう】というお灸です。
主に、おへそに行います。
【神闕】と呼ばれるツボで、おへそのど真ん中。
お母さんと臍の緒でつながっていたこともあり、気が入ってくる大事なツボです。
それでは材料のご紹介。
使う塩は、粗塩です。
湿った熱の方が、熱の伝わり方が良いといわれています。
そして、
竹筒と、もぐさ。
竹筒は、ガーゼが貼ってあります。
塩の湿気が浸透していいです。
1センチくらい塩を詰めます。
もぐさを乗せて、火をつけます。
じんわりと温かく感じるといいです。
おへその周りがほんのり赤くなれば、温まった証拠です。
特に、冷えて便が緩くなっている方に効果的です。
冬の『寒邪・かんじゃ』に負けない体づくりを心がけ、
冬を乗り切りましょう!
はりきゅう マッサージ院 ごぎょう スタッフ柏井でした