みなさん、こんにちは。

鍼灸マッサージ師　柏井です。

１０月は、台風による雨のスタートとなりましたが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか？

あつ〜い雲に覆われ、朝なのに暗い、、、

気分が乗らない感じ、、、ですよね。

こんな時は、緩めのストレッチをすると血行が良くなり、気分転換になりますよ！

気温も下がってきて体も少し固くなり始めている方は、

大きい動作は負担になる可能性があるので、

ふくらはぎとスネのストレッチから始めましょう。

スネのストレッチとは、

膝から下にある太い骨の外側についている前脛骨筋を伸ばす、ということです。

足の甲を伸ばすイメージです。

指を床に押し付けて伸ばそうとすると痛いですし、

土踏まずがつりそうになるので、

これ伸びてるのか？程度でOKです。


椅子を使ったやり方もあります。

体が柔らかい方は、

正座をして、徐々に体をうしろに倒していく。

両足同時にストレッチできます。

前脛骨筋には経絡の一つである【胃経】が通っています。

胃の不調を感じている方は硬くなっているかもしれません。

いた気持ちいい程度に伸ばしてください。



つづいてふくらはぎのストレッチです。

腓腹筋という、ふくらはぎを構成している筋肉を伸ばしましょう。

これは結構伸びます。

膝を真っ直ぐ伸ばすと腓腹筋、

膝を緩める（曲げると）ヒラメ筋のストレッチになります。


タオルを使ったやり方もあります。

足の指の下あたりにタオルを引っ掛け、

力入れず、腕の重みで引っ張る感じです。

上下左右に揺らすといろんなところが伸びて気持ちいいですよ。


ちなみに、ふくらはぎの中心には【膀胱経】という経絡が通っています。

目頭から始まり、頭を通って首、背骨の両側を下っていきます。

パソコンなどで猫背になると、膀胱のルートが常に緊張してしまい、

首肩こり、腰痛、足の怠さなどにつながります。

ストレッチで内臓ケアとまではいきませんが、

弱っている、疲れている部分を認識することは大切です。


ここで一つ注意点を。

このような静的ストレッチは長時間やると筋肉を痛めてしまうので、

一部位２０〜３０秒を２、３セットがベストです！

休憩の合間や、トイレに立っとときなどにやるといいでしょう。



内臓、全身の疲労回復には鍼灸、

マッサージもしっかり受けたい方は９０分の鍼灸マッサージコースがおすすめです。

鍼灸マッサージ院　ごぎょう