鍼灸マッサージ院ごぎょうのブログです
開業前や開業後のあれこれを綴ります
2021-07-08
みなさん、こんにちは。
鍼灸マッサージ師の柏井です。
梅雨の晴れ間が嬉しい今日この頃です。
太陽が覗くとなるべく光を浴びようと、外に出るようにしています。
さて、今日はマスクが原因の頭痛。
「マスク頭痛」 についてです。
みなさん、マスク頭痛の経験はありますか?
私は、一日中マスクをして仕事をすると、
耳の周りがぎゅーっと締め付けられるような痛みがして、マスクを外したくなります。
マスク頭痛には大きく分けて3パターンあります。
一つ目は、マスクの中がサウナ状態になる
「マスク熱中症」です。
長時間マスクを着用すると、マスクの中の温度が高くなります。
熱気によって息苦しくなるので、呼吸が深くなり、そのときに大きな筋肉が動くことで、
さらに熱が生み出されます。
すると、その熱に反応して頭の中の血管が拡張し、
ズキンズキンと脈打つような頭痛が起きやすくなります。
ソーシャルディスタンスを保てるところで、1時間に1回マスクを外し、
顔や口の周辺の温度を下げましょう。
マスク用の冷却スプレーや、アロマスプレーを塗布して涼しく感じるような対策がおすすめです。
二つ目は、「二酸化炭素過多状態」です。
マスクをして呼吸をすると、呼気(吐いた息)をすぐに吸気することになります。
つまり、マスクをしてない状態より、二酸化炭素濃度の高い空気を吸うことになり、
一つ目と同じように頭の中の血管が拡張し、偏頭痛を引き起こします。
外気を遮断する性能の良いマスクを着用する時は注意が必要です。
最後に、マスクの耳掛けによる「コリ頭痛」です。
長時間の耳掛けにより、こめかみの筋肉に負荷がかかり、
首や顎にまでコリの影響が及びます。
いわゆる、緊張性頭痛です。
コリが原因なので、ストレッチや入浴でリラックスするのが良いでしょう。
マスクのゴムが耳に当たらないようにするストラップなどもあるので、一度試してみてください。
気温が上がるにつれて、マスク頭痛は増える予感がします。
快適に過ごせるアイテムを今から見つけておくと予防ができますよね。
首肩コリや、カラダのなんとなくの不調は鍼灸マッサージがおすすめです。
鍼灸マッサージ院 ごぎょう