ごぎょうブログ

鍼灸マッサージ院ごぎょうのブログです
開業前や開業後のあれこれを綴ります

2020-03-26

チベットとの共通点

みなさん、こんにちは。


池上線に乗っていると、所々で桜が見えるようになってきました。

普段のお買い物や通勤時、ちょっと立ち止まって桜を愛でるのも気分転換になりますね(^▽^)/



さて、

ある番組を録画していたのですが、このお休みにやっと観れました。


3月8日にテレビ朝日で放送された、

「氷と雪にとざされた秘境の池 天空のヒマラヤ部族 決死の密着取材150日間」。


ヒマラヤ最奥の聖地といわれる「ドルポ」の大自然、そこに暮らす人々を取材した、

ドキュメンタリー番組です。



そんな極寒の地で何を食べ、どんな服を着て、どこで寝て、どんな生活をしているのか、

とても興味が湧きました。


訪れたのはドルポ地方でも最奥にある集落・ティンギュー村。

標高4000m。-40℃。酸素濃度53%


という、絶対わたしには無理、な環境です。


その取材現場に行くまでが壮絶です。

切りつける寒さと息苦しい環境でも先に進まなくてはいけない責任感、

それとは裏腹に動かなくなっていく身体。

息づかいや、ゴーゴーという風の音、すべてがリアルでした。


途中の『ポクスンド湖』の絶景は素晴らしかったです。


それがこちらです。


空の青色が吸収されてこのターコイズブルーみたいな水面になるそうです。

私の眼には空がこんなきれいに見えないのはなぜでしょうか、、、。

視力の低下とかもあるのかな?


ティンギュー村の取材の中で、

チベット伝統医で、かつ僧侶でもある方が歯痛や腹痛を訴える村の人にある事をしていました。


それは、

「脈診」です。


経絡治療で行う脈診と同様、左右の手首に指を当てて診ています。


僧侶「腹痛は体が冷えていることおこっているようだ」と言って、

それに合う薬を処方していました。


チベット伝統医学は、

中国、インド、イスラムの伝統医学と並んで、東洋四大医学と言われているそうです。


アーユルベーダを土台としているので、

日本の民間療法や伝統医学とも似ているところがあります。



現に、日本人で唯一のチベット医で、薬剤師でもある小川康さんという方は、

長野県で薬草を栽培したり、

森のくすり塾と題した薬について学べる講演やワークショップをおこなっています。


日本でも標高が高い長野県は薬草がとれたり、高山植物が多いので、

そこに薬房を建て、拠点にされているそうです。


日本のチベットみたいな感じかな?



脈診は私たち鍼灸師にとって聴診器みたいな存在です。

いやそれ以上かもしれません。

CTやMRIのように可視化することはできませんが、

五臓の弱りだけでなく、

脈が沈んでいれば気分も沈んでいるのでは?

脈が小さければ気も小さくなっているのでは?とか、いろいろわかります。


心の機微も脈に反映されてくるので、今現在、みなさんの脈は弱くなっているかもしれません。


チベット医学における健康法について、小川さんはこうおっしゃいます。


日本人にとって一番大事なのは、

「友人とおしゃべりを楽しみ、木陰でのんびり過ごし、散歩すること」



このご時世、対面でおしゃべりを楽しむのは難しいですが、

電話したり?公園までお散歩したり、ベンチでのんびりすることはできますよね?、、多分。


今週末は外出自粛要請が出ています。


出来る範囲で体の健康、こころの健康を保ちましょう。





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