鍼灸マッサージ院ごぎょうのブログです
開業前や開業後のあれこれを綴ります
2020-02-07
みなさん、こんにちは。
ついに、花粉の時期です、、、。
カシワイは今週初め頃から「おや?」っと思っていまして、
なんと、その頃に青梅・八王子市でスギ花粉を観測したそうです。
さぁ、飛散開始です。
マスクも品薄で、一体どうなるのでしょうか、、、。
出来るだけ花粉を体内に取り込まないよう工夫したり、
部屋の掃除をこまめにするしかありません!
さて、
先日、NHKで「東洋医学 ホントのチカラ」という、鍼灸を扱う番組を観ました。
2018年に続く第2弾。
今回は冷え、頭痛、さらには【うつ】を東洋医学のチカラで改善!がテーマです。
どんな内容かはここで説明しきれないのですが、
冷え、頭痛、うつ等、どの症状にも共通して言えることは、
症状が出ているところだけが悪いのではない!
ということです。
ツボを使って経絡の流れをよくする、全身治療がカギになります。
症状が出て、やっと私たちは体の痛みや凝りを自覚します。
つもりに積もった結果なんです。
まさに、氷山の一角。
【冷え】にも原因がいくつかあります。
『血の流れ』が悪く、運ばれない所が冷えてしまうパターン。特に足の冷えです。
あるいは、血は十分にあるのに『運ぶ力がない』ので末端が冷えてしまうパターン。
そもそも『血が少なくて』全身が冷えるパターン。
氷山の下にはこのように様々な原因が隠れています。
冷えているところを温める、凝っているところに鍼をする、
これだけでは氷山の一角を取り除こうとしているだけで、また症状が出てきます。
全体の巡りをよくしてほぐしていくのが全身治療です。
血の流れをよくしたり、運ぶ力=気力を補ったり、血を補う必要があります。
これを得意とするのが鍼灸です。
ツボに鍼をして経絡の流れを良くします。
ツボとツボを結んだ線=経絡は全身に14本あり、
その経絡は血管や神経の走行とほぼ一緒。
経絡の流れがよくなれば、血の流れも良くなることがわかります。
3000年も前に経絡を発見した人は血管や神経が見えていたのでしょうか、、、。
最近では、ツボに鍼をすると脳の血流量や、
凝った筋肉の周囲の血流量がアップすることが科学的に証明されました。
鍼灸治療は意外に科学的で現実的なものなのです。
血流量がアップすれば体は温まるし、頭痛の原因の多くの【凝り】を解消できるし、
欝々とした気分も晴れてスッキリしちゃいますよね。
全身治療の大切さをしみじみ感じます。
今よりもっと元気なカラダで過ごしていただくために、
鍼灸を日常に取り入れていただきたいと思います。
そのためにも、鍼灸の良さをみなさんに実感していただけるように精進してまいります!
鍼灸マッサージ ごぎょう