鍼灸マッサージ院ごぎょうのブログです
開業前や開業後のあれこれを綴ります
2019-11-06
こんにちは!
鍼灸マッサージ 吸玉院
ごぎょう 松木です。
今週の金曜日には立冬を迎えます。
暦の上で冬の始まりを意味します。
春が来る立春(2月)までの約3ヶ月間が冬とされます。
東洋医学で冬は秋に徐々にしまう準備をしていた陽気を
しっかりとしまい込んで、春が来るまでじっと耐える季節です。
陽気がしまい込まれるのでその分、陰気が旺盛になります。
・日照時間が短くなり、暗い中で過ごす時間が多くなる。
・暖かく感じることが少なくなり、寒さを強く感じるようになる。
しっかりと体を温めて、体温を奪われないように意識してあげましょう!
また冬が深くなると腎に弱りが出やすくなります。
腎は水が多いところなので冷えてしまうと大変です。
腎が冷えないように胸から熱をもらってきます。これが人体の
根源的な温める力として消化器系を働かせて、気・血・津液がつくられ
五臓が元気に働けています。
腎が弱るとこの熱がもらえなくなるので
上がのぼせて、肩こりや頭痛、高血圧など
下が冷えて、腰痛や膝痛、頻尿・便秘など
全身的にも元気が出なくなりやすくなります。
腎が弱らないようにするには
・腰やお腹から下を冷やさないようにする
・温かい食べ物・飲み物を前提として、黒い物や海産物をとるようにする
・腎が養われやすいと言われる子の刻(23時~1時)を静かに過ごす
と寒くて、辛い症状が出やすい冬も楽に過ごしやすくなります。
もちろん、鍼でケアしてあげることもおススメです。