鍼灸マッサージ院ごぎょうのブログです
開業前や開業後のあれこれを綴ります
2018-11-28
みなさん、こんにちは。
ポカポカ陽気が続いていますね。
平年より日中はあたたかいのか、
冬のコートの出番が少ないような気がします。カシワイだけでしょうか。。。
ですが、お仕事中じっと座っていたり、夜になると足がひんやりとしてきませんか?
暖房で頭や上半身は温かいのに下半身だけ冷える、なんてこともあるかもしれません。
そんな時、わたしは湯たんぽでお腹や太ももを温めるようにしています。
突然ですが、
大相撲九州場所、小結・貴景勝の初優勝はご覧になりましたか?
優勝までの取組を追う番組で、貴景勝のお父さんはこんなことを言っていました。
大関・高安に敗れ、優勝決定が持ち越しになった取組の直前。
「(貴景勝の)顔が赤く、眼が充血している。
気が頭に昇ってしまっていてはだめ。
お腹の辺りでフワーッともっていないと。」
まさに、上半身に気が集まって、下半身が安定していない状態を言っていました。
身近な言葉でいうと、【冷えのぼせ】です。
こんな状態では、どっしりと安定した取り組みはできません。
頭の回転が鈍くなったり、眠くなったりと仕事の効率も低下してしまいます。
そこで、湯たんぽの登場です。
お腹周りが温まることで陰陽の交流が盛んになり、
上から下へ、下から上へと循環が始まります。
頭に昇った熱が足の方へ下がり、足に溜まった寒は頭の方へ引き上がるように、
ゆっくりと身体が温まってきます。
仕事の効率もアップし、よいパフォーマンスが出来ると思います。
私たち鍼灸師も治療にあたる時は臍下丹田に気を集めることを意識しています。
去年までは、湯たんぽなんて原始的な、、、と思っていましたが、
お湯のぬくもりは芯まで温まるような気がします。
鍼灸で、湯たんぽで、気を巡らせて冷えを予防しましょう。
鍼灸マッサージ吸玉院 ごぎょう