鍼灸マッサージ院ごぎょうのブログです
開業前や開業後のあれこれを綴ります
2018-12-13
みなさん、こんにちは。
朝はヒーターが欠かせないカシワイです。
寒い日は、豚汁やスープなどが飲みたくなりますね。
ちょっとこってりした味付けの方が体が温まる感じがしませんか?
昔から、塩分は身体を温めると言われています。
五行論でも、寒い季節は【鹹=塩味】が必要という考え方があります。
今日は、塩味と腎と食べ物のお話です。
と言っても、最近は減塩が主流になっています。
生活習慣病の原因!とか、血管系の病気になりやすい!とか。
ですが、
東洋医学では、摂り過ぎも摂らなさすぎも【腎】を弱らせてしまうと考えています。
適量の塩味が腎を硬くして、精(生命力みたいなもの)が漏れ出ないようにしてくれています。
なんでも、適量が大切です。
それでも過不足があって腎が弱ってしまった時は、
黒い物、海藻類、ネバネバした食べ物がおススメです。
ネバネバは、長芋や山芋がいいですよとお話するのですが、
「納豆はどうですか?」とよく聞かれます。
長芋・山芋のように根っこの物は、滋養強壮に良いので腎にもよいと言われていますが、
納豆のネバネバはどうなのだろう、、、。
ポイントは【カリウム】でした。
急に現代的なお話になってしまいますが、
腎によい食品は、【カリウム】が多く含まれているんです。
塩分=ナトリウムの排泄を促してくれるのがカリウムの役割。
納豆、大豆などの豆類もカリウムが比較的多い食品なので、
ネバネバがいいというよりは、豆類がよいということです。
わかめの味噌汁に、ひじきの煮物。
体に良さそうなものは、やっぱりいいんだなぁと実感します。
やはり日本食は最強です。
バランスの良い食事、適度な運動と、
体のメンテナンスには鍼灸がおススメです。
年末のごぎょうは、12/30(日曜)まで営業しています。
鍼灸マッサージ吸玉院 ごぎょう