みなさん、こんにちは。

鍼灸マッサージ師　柏井です。

みかんが美味しい季節ですね。

「清美タンゴール」、「せとか」などのいろいろな品種のみかんを、父が取り寄せてくれまして、

みかんの美味しさを感じている今日この頃です。


コタツにみかん、といったイメージがあるので、

みかんは冬が旬かと思っていましたが、

２、３、４月に春を迎える品種が多いようです。

みかんの甘酸っぱさが、春の陽気で少々だるさを感じている体にピリッと刺激を与えてくれます。

いま、ビタミンC摂ってるなぁ、、、と感じながら食べています。


東洋医学的には、

乾燥を潤す、肺を潤す（咳・痰を鎮める）、

胃の熱を冷ます、酒毒をとる、利尿作用といった効果があると言われています。


胃の熱、とは体に生じた異常な熱が胃に波及している状態で、

食べすぎ、胸焼けなどの胃腸症状を引き起こします。


体を潤しながら余分な熱も取ってくれる、すごい食材なんです。


ただ、みかんは涼性のものなので、食べすぎると体や胃が冷えてしまいます。

食事からのビタミン摂取も考えると、一日一個程度、補助的に食べるといいそうですよ。


旬の今だからこそ、みかんの栄養素をもらって免疫力をアップして過ごしたいです。



春は夏に向けて、冬の眠っていた体をほぐす準備期間。

眠くなったり、だるさを感じやすい季節です。


ツボに鍼やお灸をすると、その刺激が経絡を通じて五臓に伝わり、

五臓が補われ、余分な熱や冷えが治ることで経絡の流れが良くなります。


だるさを感じたり、なんか滞っている感じ、などの何となくの症状もご相談ください。



鍼灸マッサージ院　ごぎょう