鍼灸マッサージ院ごぎょうのブログです
開業前や開業後のあれこれを綴ります
2022-02-04
みなさん、こんにちは。
鍼灸マッサージ師 柏井です。
先日、久しぶりにマッサージへ行ってきました。
骨盤が左に傾いているのと、反り腰になって足の筋肉が緊張している、と教えてくれました。
なるほど、
左右差のある姿勢が多いので、体のクセがついてしまっているのは確かです。
歪んだ体勢を無理に維持しようと、筋肉が頑張っていたんだなぁと、、、
メンテナンスは大事だと実感しました。
デスクワークのみなさんも、
姿勢によって辛い症状を引き起こしているのではないでしょうか?
正しい座り方や東洋医学の視点から姿勢についてお話ししようと思います。
負担なく座るには、正しい座り方が一番です。
でも、
正しい座り方ってなんでしょうか?
それは、「骨盤を立てる」こと、です。
骨盤が前にも後ろにも傾かず、
耳、肩、股関節が直線上にある状態です。
横から見ると、緩やかなS字カーブを描きます。
この姿勢、数分で結構きついです。
しかも、ただ座っていればいいという話ではなく、
仕事に集中しなくてはいけません。
もし骨盤が前に傾き、反り腰になると、顎が出てしまいます。
後ろに傾くと、背中が丸まり、胃を圧迫します。
正しい座り方を維持するには、腹筋、背筋が必要なようです、、、。
ただ、ポイントをおさえると楽にできます。
①肘、股関節、膝を90度になるように座る
②足裏全体が床に着くように座る
私が実践した中では、足裏を着くように椅子を下げるとすごく楽に座れました。
椅子の縁で膝裏が圧迫されず、むくみ予防にもなります。
机が高かったり、椅子の高さ調整ができない場合は、
足台を置いてしっかり足裏が着くように調節しましょう。
角度調節ができたり、折りたたみ式、クッションタイプなど、
いろいろなフットレストがあるので、好みに合わせて使ってみてください。
東洋医学では、座りすぎると脾が弱ると言われています。
「脾」は手足に指令を出し、手足を動かしています。
ボーッとしてきたり、足の冷えを感じたら、
四股踏みをしたり、ラジオ体操で大きく手足を動かしてください。
胃腸が動きはじめ、頭も冴えてきます。
正しい座り方、軽い運動で快適にお仕事をしていただきたいと思います。
経絡治療は経絡の流れを整えることで、体の内側から整えていきます。
リラックスしたい方は、鍼灸とマッサージの組み合わせがおすすめです。
鍼灸マッサージ院 ごぎょう