鍼灸マッサージ院ごぎょうのブログです
開業前や開業後のあれこれを綴ります
2021-11-11
みなさん、こんにちは。
鍼灸マッサージ師 柏井です。
朝の布団の暖かさがカラダに染みる今日この頃です。
空気の乾燥もあいまって、指先がヒビ割れたり、ささくれができ易くなってきませんか?
東洋医学の視点からも、秋は乾燥の季節で、
特にダメージを受けやすいのが「肺」です。
乾燥しすぎて肺に熱がこもると、咳や喘息が起こりやすくなります。
秋になると空咳が多くなる方、いらっしゃいませんか?
それは、乾燥が原因です。
肺を潤す、白い食材を摂りましょう!
大根、白菜、長ネギ、レンコン、長芋など、、、。
鍋にするとたくさん摂れるのでオススメです。
また、肺はカラダの体温調節をするために毛穴の開け閉めをしています。
熱がこもらないように適度に発散させたり、冷えが入り込まないように毛穴を閉じたりして、
私たちの生命維持のために働いています。
これを、「肺は皮毛を主る」といいます。
このような調節だけでなく、皮膚の状態も肺が影響しています。
肺が乾燥すれば皮膚も乾燥します。
肺が乾燥して熱をもてば、皮膚も熱をもって痒みを現すこともあります。
皮膚の状態は肺の状態を投影していると考え、
保湿クリームなどで表面的に潤すだけでなく、
カラダの中から潤いを与えることが大切です。
わたしは、お味噌汁に必ず薬味を入れるので、これからは長ネギが増えそうです!
食養生とあわせて、鍼灸で体のメンテナンスを。
鍼灸マッサージ院 ごぎょう