ごぎょうブログ

鍼灸マッサージ院ごぎょうのブログです
開業前や開業後のあれこれを綴ります

2021-10-14

噛みごたえの影響

みなさん、こんにちは。

鍼灸マッサージ師 柏井です。

だいぶ涼しくなってきましたね。

薄い毛布にタオルケットをかけて寝ている今日この頃です。


さて、みなさん、噛みごたえがあるものはお好きですか?


私は、おかきとか、かりんとうとか、芋けんぴとか、、、きらいじゃないです。(全部、お菓子、、、笑)

でも、日頃の食生活では白米、お味噌汁、パスタ、パンなど、

そこまで噛まなくても食べられちゃうものが多いような気がします。


昨日、NHKのためしてガッテンで、

【かむ力】が弱い人は心臓病や脳卒中になるリスクが高まる、

という最新の研究結果が出たと紹介していました。

詳しく知りたい方は、ホームページなどをご覧いただきたいのですが、


かむ力が弱い人は、やわらかい・脂質が多い食事を摂ることが多くなり、

脂質の摂り過ぎは血管を傷つけてしまい、

心臓病や脳卒中に繋がるかもしれない、ということです。

西洋医学的な観点からは血管に負担がかかる、ようですね。


では、東洋医学的な観点から見たらどうでしょうか。


パンや麺類などの柔らかい食べ物や、あまり噛まない食事の摂りかたは、

【 脾 】に負担がかかります。

【 脾 】=消化器系全般を指します。

消化器系というと、胃などの内臓をイメージしますが、

東洋医学では、【 口 】も消化器系と考えるので、

食べたものをよく噛むこと、口の中で五味を味わうことは、脾の働きを助ける、と言われています。


昔の書物に、

「脾気は口に通ず、脾和すれば則ち口よく五穀を知る」という条文があります。

これは、

「脾臓の精気は口に通じていて、脾の機能が正常ならば味がよくわかって美味しく食べられる」ということです。

よく噛んで唾液をしっかり出すと消化が促進される、ということを昔の人は知っていたようですね。


よく噛むことの重要性は語り継がれてきたはずですが、

現代人は噛む力が弱くなっているそうです。

コリコリしたもの、ポリポリ音がする食べ物、一日の食事の中であるかないか、、、。


「かみごたえ早見表」というものを活用して、

食事にプラスしたり、間食の参考にしてみてください!




生の人参は、なかなかですが、

たくあんは朝とか夕食にプラスできそうです!


アーモンド、ピーナッツは食物繊維やビタミンが摂れてオススメです。

間食に甘いものを食べている方は、ナッツ類に置き換えるのもいいですね。

いずれにしても、食べ過ぎには気を付けましょう(^ω^)


脾を元気にして食欲の秋を楽しみたいです!


胃の不調を感じている方、

「凝りや痛みはないけど、、、なんとなく不調」の方には鍼灸がおすすめです。


鍼灸マッサージ院 ごぎょう

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