ごぎょうブログ

鍼灸マッサージ院ごぎょうのブログです
開業前や開業後のあれこれを綴ります

2021-05-17

5月のバラ


みなさん、こんにちは。

鍼灸マッサージ師 柏井です。

雨が続いている今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?

梅雨も間近のような湿気で、体のだるさを感じている方もいらっしゃるかと思います。




消化器系が弱いタイプの

【脾虚証 ひきょしょう】の方は、

湿気を嫌います。

湿気を好む人はあまりいないと思いますが、

特に、脾虚証タイプの方は梅雨時や高温多湿の環境下で顕著に体調を崩してしまいます。

全身がだるい、手足がだるい、頭が重い、膝が痛い、皮膚が痒い、、、



私は小学生の頃、家族でイタリアンを食べに行くと必ずといっていいほど手がだるくなっていました。

大好きなピザやパスタ、グラタンなど、たくさん食べたいと思う反面、

だるくなるのが嫌だなぁと、思いながらたくさん食べていました。

このパターンは、脾虚証タイプが炭水化物を食べすぎたことによる体のだるさです。


段取りを組んでテキパキと動く、働き者の【肝虚証 かんきょしょう】タイプの方は、

風を嫌います。

風は物の成長を助けます。

成長させるというのは陽気を多くする、ということです。


肝虚証の方は血の中の津液という「水分が不足」しているため、

体の中で熱が発生しています。


この状態で風にあたってしまうと、風の陽気を受けて熱が旺盛になりすぎてしまい、

昔の書物に『 風は筋を傷る 』とあるように、

筋肉痛、神経痛、麻痺などはを引き起こします。


四季の移り変わりがある日本だからこそ、

旬の食材を摂り、気候の変化に順応しながら一年を過ごしたいですよね。



湿気の多い時は、

余分な水分をとってくれる、とうもろこし、大豆、鷹の爪などを適度にとり、

甘いものやしょっぱいものなどは控えましょう。


強い風に当たったり、疲れを感じた時は、

お酢を摂って適度に発散を抑えるのもおすすめです。

唐辛子や胡椒は発散を助長させるので、疲れた時に激辛ラーメンは控えましょう。



東洋医学の物差しで体の不調を診ていくと、

「なるほど!だからなのね!」と、納得のいく原因がわかります。

その原因を治療し、元気に、楽に過ごしていただきたいと思います!


鍼灸マッサージ院  ごぎょう

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