鍼灸マッサージ院ごぎょうのブログです
開業前や開業後のあれこれを綴ります
2020-06-29
みなさん、こんにちは。
梅雨らしい梅雨のような気がします。
みなさんはいかがお過ごしでしょうか?
わたしはここ最近、繰り返すあせもに悩まされています。
汗疹に悩んでいる方、
正体がわからない痒みに悩んでいる方の参考になればいいなと思います(*´з`)
汗疹(あせも)には大きく分けて2タイプあります。
皮膚の表面に汗が溜まり、白いプツプツができる「水晶様汗疹」
皮膚の深い所で汗が溜まり、周囲の組織を刺激して赤くかゆみを伴う「紅色汗疹」
わたしの汗疹はめちゃかゆくなるので後者のようです(´;ω;`)
原因は夏場など、高温多湿の環境でたくさん汗をかくこと。
詳しく説明しますと、
汗をかいた皮膚は汗の成分やほこりが付着し、
汗腺(汗の排出管)を塞いでしまいます。
管がふさがってしまうと行き場のない汗は
皮膚の表面やもっと奥に溜まって汗疹を引き起こします。
これが汗疹のできるメカニズムです。
これからの季節、発症する方が増えそうですよね。
でもカシワイの汗疹は2月頃からで、特に汗をたくさんかいた覚えはないのです、、、。
ならば、なぜ?ということで、
東洋医学の観点から考えると、
肺が弱ったために気の発散が悪くなり、
表面で熱が停滞して汗疹ができてしまう、ということです。
肺が弱くなるということは、
風邪の初期や、何らかのストレスで気の巡りが悪くなってしまうことに原因があります。
汗疹は汗だけが原因ではなく、体の不調からも起こりうるということが分かります。
ただ、汗疹になってしまった時は、皮膚をきれいに保つことが一番!
汗をかいたら清潔なタオルで拭く、帰宅後はすぐにシャワーを浴びる!
お仕事中はこまめに肌着を替えたりするのもいいですね。
鍼灸で気の発散を促し、全身状態を整えておくと予防にもなります。
早めのメンテナンスがおススメです。
鍼灸マッサージ院 ごぎょう