鍼灸マッサージ院ごぎょうのブログです
開業前や開業後のあれこれを綴ります
2020-06-12
みなさん、こんにちは。
昨日、11日木曜日に関東の梅雨入りが発表されました。
夕方には幕開けとばかりの大雨、
その名残なのか、今日は湿度が高い、、、(;´Д`)
湿度68%はつらいです。
でも、日本の平均湿度は60~70%。
え、平均の範囲内?!とちょっと驚きました。
夏はもっと高くなるので、その分、冬は乾燥したりで平均するとこの位になるそうです。
今日はそんな梅雨の養生についてです。
梅雨は湿気が多くなる時期。
中医学では夏と秋の間の高温多湿の時期を「長夏」と呼んでいます。
季節変動の違いがあるので、日本では夏の前の「梅雨」が長夏にあたります。
また、季節によって、活発に働く五臓があります。
春は「肝」、夏は「心」長夏は「脾」、秋は「肺」、冬は「腎」です。
長夏の「脾」は、胃腸のことです。
外界に湿気が多くなると、体にもその湿が侵入してきます。
その時、胃腸がよく働き、汗などで湿を体外へ排出してくれます。
しかし、胃腸の調子が悪いとどうなるでしょうか。
体にどんどん湿がたまり、
だるさ、関節に痛み、皮膚トラブル、眩暈、頭重など、さまざまなトラブルに、、、。
梅雨の時期にうつ病が多くなるのは、こういった体の不調からです。
このようなトラブルを回避するためには、
胃腸を養うことが大切!
冷飲食、甘い物、脂っこいものを控える食生活を心がけましょう。
サラダ、冷奴やそうめんには、
生姜やネギ、みょうが、シソなどの香味野菜を一緒に摂ると、体を冷やし過ぎません。
飲み物は常温かぬるめで。冷たい物を飲む時はゆっくり。
エアコンは初めは心地よいですが、意外に体が冷えます。
さらに胃腸も冷やしてしまうと体の内も外も冷えて、五臓の弱りに繋がります。
冷やし過ぎていないか、意識をもって過ごしてみてください。
すでに不調を感じている方、予防をしたい方は鍼灸がおススメです。
鍼灸マッサージ ごぎょう