鍼灸マッサージ院ごぎょうのブログです
開業前や開業後のあれこれを綴ります
2019-09-26
どんより曇り空かと思いきや、
隙間から光が射して幻想的な景色だったので、
思わずパシャリました。
みなさん、こんにちは。
からっとした秋晴れが続いていますね。
ところで、
みなさんはサウナ、好きですか?
息苦しいイメージがあって、好んで利用したことがないカシワイですが、
一時期、毎週サウナに入っていた時は、何となく体が軽い感覚があり、
ちょっと元気かも!、みたいな感じがありました。
『サウナ―』の間では、「ととのう」というらしいです。
患者さんに養生のお話しをしている時、
「汗をかいて下さい」というと、
「サウナでもいいですか?」と質問されることがあります。
「サウナかぁ、、、体を動かして汗をかいてもらいたいけど、、、」と、
はっきりとお答えできず、、、。
なので、サウナについて調べることにしました。
まず、サウナの基本の入り方です。
サウナ(8~12分)と水風呂(1~2分)の温冷交代浴に休憩(8~12分)をプラスして1セットとし、
それを2-3回繰り返すというのが基本です。
温冷を繰り返すことで血管が伸縮してマッサージ効果あり!
発汗することでデトックス効果あり!
血管収縮や発汗は交感神経(戦闘モード)が優位になるので、
しっかり「休憩」を入れることで副交感神経(休息モード)を優位にし、
体をリラックスさせることも大切です。
ここまでは西洋医学的な物差しでみていますが、
東洋医学的にはどうでしょうか。
例えば、
もともと体の内側に熱がこもっていて、血が粘っている【湿熱】タイプの人がいたとします。
汗で体の水分が失われるとさらに血が煮詰まって粘ってしまうので、
サウナは向いていないという場合があります。
ほっほ~、、、
東洋医学では、汗は【津液】と呼ばれていて、
身体の潤いを保つ水分、また、血の材料だったりします。
その津液が汗として大量に、大量に、大量に外に出てしまうと、
結果的に血が少なくなって貧血になったり、血が粘ったり、
汗をかくことで体が冷えたりします。
ただし、これらの症状は、
疲労気味なのに無理をしたり、水風呂に入りすぎたり、水分補給をしなかったり、
正しい入り方をしなかった場合に起こりうるものです。
ようは、きちんとしたサウナの入り方を心得れば大丈夫、ということだと思います。
(やや個人的な見解になってしまったので、参考までに)
ちなみに、
私は自分の体質から、低い温度でじっくり温めて、水風呂はサッとにしていました。
結果、サウナでもいいですか?という問いには、
サウナに入るとすごく気持ちがいいとか、体調がよくなるのであれば、
それがその方の養生になるので、
良いと思います。
自身の体質や今の身体の状態に耳を傾け、適切なサウナの入り方をするのがベストです。
分からない場合は、基本の入り方からスタートしましょう。
少しずつ寒くなる時期なので、
シャワーだけでなく、お風呂などで体を温めて免疫を高めていきましょう。
何となくの不調や、体質改善のお悩みもご相談ください。
鍼灸マッサージ ごぎょう