鍼灸マッサージ院ごぎょうのブログです
開業前や開業後のあれこれを綴ります
2019-06-13
みなさん、こんにちは。
梅雨の晴れ間、いかがお過ごしでしょうか。
汗ばむ日も増えましたね。
そうすると、水分を摂る回数も増えませんか?
コンビニや自動販売機でミネラルウォーターを買う方も多いと思います。
ミネラルウォーターって、ミネラルを含んだ水、ということは分かるけど、
普通の水と何が違うの?
天然水とミネラルウォーターは同じ?
硬水と軟水はどっちがいいの?
ってな感じに、いろいろと疑問に思うことがあったので、書こうと思います。
まず、お水の種類には大きく分けて4種類ありました。
「ナチュラルウォーター」
「ミネラルウォーター」
「ナチュラルミネラルウォーター」
「ボトルドウォーター」
天然水は、ナチュラルミネラルウォーターに分類されます。
天然水もミネラルウォーターも、地中でミネラルが溶解した「地下水」で、
ろ過、沈殿、加熱殺菌処理がされています。
ただし、ミネラルウォーターはミネラルの調節をしたり、ブレンドしているものを言います。
なので、天然水は【自然のおいしさそのまま】って感じですね。
一方、ナチュラルウォーターは地中で溶解したミネラルが少量な地下水。
ボトルドウォーターは、地下水以外の水を原水として、飲水用に処理された水道水などのことです。
ざっとこんな感じに。
みなさんは、どれをよく飲んでいますか?
つぎに、【ミネラル】って、なに?ってことになります。
厚生労働省が、健康増進法で定めているミネラルは13元素あります。
その中ではカルシウム、マグネシウム、カリウム、ナトリウムなどが代表的です。
神経の興奮を伝えたり、歯や骨の形成、体の水分調節などの役割があり、とても重要な栄養素。
これらは、年を取るごとに小腸からの吸収率が低くなって、不足しやすくなります。
東洋医学では【腎虚証】になると、
年齢に関わらず、若い人でも足腰が弱ったり、冷えやすくなったり、むくみなどの症状が現れます。
では、ミネラル不足を補うには、水をたくさん飲めばいいのか?
という訳でもありません。
よく、患者さんにもお水を飲んだ方がいいかと聞かれます。
腎が弱っているということは、水分から尿を作る機能が弱っている場合や、
頻尿になることもあるので、水分摂取は注意が必要です。
そこで、水からではなく、
ミネラル不足を補い、腎を強くする食材を摂るのが効率的です。
ひじきや昆布、牡蠣、ホウレン草、ナッツ類です。
東洋医学的には、【黒いたべもの】が腎を補うと言われています。
人間の体の約65%が水でできています。
想像すると、おのずと自分の水分摂取量を見直したくなりますね。
成人の一日の尿量は1000ml~1500mlで、
一日に摂取した水分の半分が尿として排出されます。
最低でも1Lは水分として摂取する必要があります。
意識しないと摂れない量ですよね。私は500㎖くらいでしょうか、、、。
水道水にもミネラルが含まれているので、
どれを飲んだらいいかはあまり気にしなくてよいそうです。
心も体も潤いのある生活を心がけたいです。
鍼やお灸でも腎を補うことができます。
何となくの不調もご相談ください。
針灸マッサージ ごぎょう