鍼灸マッサージ院ごぎょうのブログです
開業前や開業後のあれこれを綴ります
2019-03-22
みなさん、こんにちは。
春の暖かさを感じる日も多くなりました。
送別会や歓迎会などでお酒の席が多くなる時期です、、、
みなさんは、食後にお腹が張ったり、
座ってお仕事していて下腹部にガスが溜まるような経験はありますか?
私もたまに、食後にお腹が張ることがあります。
CMでも『ガスピタン』、というお薬の宣伝がありますよね。
薬が開発されてしまうくらい、お悩みの方がいらっしゃるのだなと思います。
そこで、
東洋医学(やや中医学寄り)の物差しで『お腹が張る』事について調べてみました。
まず、『張る』というのは、
気の流れが悪くなった状態=気滞(きたい)です。
気というと何かあやしいモノのように感じるかもしれませんが、
気とは、エネルギーのようなものです。
気が巡ることで血液が全身を行き渡り、
内臓がしっかり働き、私たちのカラダは正常に機能します。
そんな『気』が停滞する原因は、大きく分けて3つあります。
1、胃腸の弱りによって、気がつくられない。
2、飲食の不摂生によって気の流れが邪魔されている。
3、ストレスなどにより、気を巡らす機能が低下している。
どうでしょうか、みなさんどれに当てはまりますか?
ちなみに私は1番です。
友人とご飯に行くと、お酒が飲めないカシワイはソフトドリンクを頼みます。
氷入りの飲み物を2杯、3杯、、、。
帰る頃にはお腹が張って苦しい、、、。
というような感じです。
つまり、お腹が冷えて胃腸の機能が低下してしまい、
スムースに流れるほどの量の気がつくられなくなってしまった、という訳です。
温かい飲食を心がけ、生モノも体を冷やすので注意が必要です。
2番、飲食の不摂生は、
高たんぱく・高脂質の食べ物の摂り過ぎが原因。
火が通っていて野菜が多めの和食を心がけ、カタカナの食材やメニューを控えることも大切です。
3番、ストレスは、その名の通りです。
五臓の『肝』には、情緒の安定や睡眠・リラックスさせる機能と、
気の流れをスムーズにする機能があります。
ストレスでイライラしたり、睡眠不足などでその機能が低下してしまうと、気滞の原因になります。
対処法はリフレッシュです。
好きなことに没頭するもよし、運動して発散するもよし。
また、気滞を解消する食材もあります。
春菊、三つ葉、セロリなど香りの強い食材です。
その他には、オレンジやグレープフルーツなどの柑橘系。
柑橘系の香りのアロマを焚いてお部屋でリラックスするのもいいですね。
お悩みの方はぜひ、このような改善法を試してみて下さい。
胃腸の調子を整えたい方は鍼灸もおススメです。
鍼灸マッサージ ごぎょう