鍼灸マッサージ院ごぎょうのブログです
開業前や開業後のあれこれを綴ります
2018-11-15
みなさん、こんにちは。
立冬も過ぎ、冬本番ですね。
だいぶ日が短くなり、19時位かなぁと思ったらまだ17時!なんてことがあるカシワイです。
なんだか得した気分になります。(笑)
ただ、日が短くなると暗いし、寒いし、、、。
あまり活動的になれないなぁと感じることはありませんか?
東洋医学の基礎に、陰陽論という考え方があります。
物事を陰と陽の二つに分ける考え方です。
【陽】には、太陽、昼、明るいなどが属し、
動かす、和らげる、乾かす、開くという性質があります。
活発で外交的な明るいイメージです。夏っぽいですね。
一方で、
【陰】には、月、夜、暗いなどが属します。
鎮める、かためる、潤す、閉じるといった性質があり、
物静かで内向的な穏やかなイメージです。
陰陽論の考え方から、冬は【陰の極み】とも言えますね。
陰のパワーが強くなる冬。
夏のような活発さが失われるのも当然なことです。
『黄帝内経こうていだいけい』という古い書物には、
こんなふうに冬を過ごしなさい、と書いてあります。
「夜早く寝て、朝遅く起きるのがよい」
充分な休息をとり、体力を温存し、からだに陽気を蓄えて寒さから身を守ることをすすめています。
「欲望をしずめ、すでに遂げたような満足感を保つ」
静かに充実した気持ちで過ごすことが精神面での冬の養生だと説いています。
静かにのんびりと過ごすことで、四季と体が調和し、
より快適に冬を過ごせると思います。
イルミネーションを観に出かける時は、
温かい物を食べて、しっかり防寒してくださいね。
メンテナンスと疲労回復には鍼灸がおすすめです。
鍼灸マッサージ吸玉院 ごぎょう