鍼灸マッサージ院ごぎょうのブログです
開業前や開業後のあれこれを綴ります
2018-05-24
みなさん、こんにちは。
今日も日差しが強いですね、でもカラっとして清々しくて気持ちいい天気です(^◇^)
この前、”肌を潤しておく”ことで、日焼けによる乾燥を防ぎましょう!
というお話をしました。
今回は、うっかり日焼けしてしまったときの対処法をお話したいと思います。
日焼けをすると、
熱がこもって火照る、ヒリヒリする、いろいろな症状がでますよね。
東洋医学では、気血津液のどれが失われたかによって対処方法が違います。
適切な対処をすることで、皮膚ダメージの回復を促進することが出来ると考えています。
よくある、2パターンの対処法をお話したいと思います。
まず、一つ目、
肌のほてりとともに、痒み、喉の渇きが強い時。
このような時は、日焼けして火照ったからだの熱を逃がそうと、水分が発散され過ぎた状態です。
つまり、水分不足。
東洋医学では、津液不足といいます。
そのような時は、
ワカメやひじきなどの、ミネラルを含んだものを摂ると効率よく津液を増やすことができます。
水分はガブガブではなく、こまめに補給して下さい。
そしてふたつ目、
肌のほてりとともに、のぼせ、イライラが強い時。ときには鼻血が出る時。
このような時は、身体の上の方に熱が多い状態です。
背景には食べ飲み過ぎが原因となって、脾(ひ)の気が虚しています。
つまり、消化器系が弱っています。
そのような時は、
冷飲食や、炭水化物をひかえ、胃腸を休ませてあげると熱が落ち着いてきます。
こんなふうに、原因によって対処法が違います。
その時の症状をよく観察してみることが大切です。
特に、身体が欲しているものは、不足しているというサイン!
足りないからといって摂りすぎると逆効果なので要注意!
様子をみながら補給するようにして下さい。
日焼け後のシミやそばかすについても、また今度お話ししたいと思います。
日頃の身体のケアには鍼灸がおススメです。
鍼灸マッサージ吸玉院 ごぎょう 柏井