鍼灸マッサージ院ごぎょうのブログです
開業前や開業後のあれこれを綴ります
2017-12-07
『寒天は黒くないけど、腎にいいの?』
という患者さんからの質問に、
「寒天は海藻類ですから、いいと思います。」
くらいの回答しかできなかった柏井は、
人生で初めて寒天について調べることに。
東洋医学では、
黒い物、海藻類、ネバネバしたものが
【腎】を強くするといわれています。
ひじきやワカメ、黒くてグッドです。
では、同じ海藻類でも、黒くない寒天はどうでしょうか。
結果的には、腎に良さそうなことが分かりました。
寒天の原材料は紅藻類の【テングサ】【オゴノリ】。
よく、海とかでみかけますね。
でも、黒くない、、、。
ですが、
テングサやオゴノリからとれる粘質物が寒天の主成分、【食物繊維】です。
食物繊維は多糖類からできていて、ネバネバしています。
また、寒天にはある特性があります。
非常に強い、
【凝固力】です。
わずか寒天10グラムで、
1ℓの水を固めてしまう力があるんです!
東洋医学には『腎は堅を欲す』という言葉があるように、
腎は津液によって適度に固まり、沈んで潜んでいるのがよいとされています。
寒天には、
腎と同じような性質があることが分かり、
新しい発見でした。
寒天の生産は12月から2月がピークです。
こたつに羊羹。
そんな冬もいいかもしれません。
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