鍼灸マッサージ院ごぎょうのブログです
開業前や開業後のあれこれを綴ります
2017-12-06
パソコンが普及して、仕事で使わない方が珍しくなっているようになりました。
使って仕事する人生の方が長くなっている事かと思います。
やっぱり、パソコンって便利ですもんね。
でも、パソコンを使う時って大体座ってしかも、長時間になっちゃいます。
最近の研究によると世界20か国の成人の平日の坐位時間で
日本がトップ ‼(1日に7時間=420分)だったそうです。
患者さんのお話を聞いていると10時間以上という方もいますが
東洋医学には 「五労」 という考え方があります。
労働に応じた病気をまとめたものです。
久行(きゅうぎょう)
ずっと歩いていると肝が弱って、筋肉の痛み・痙攣・引きつりが起こる
久視(きゅうし)
ずっと見ていると心が弱って、血流が悪くなったり、精神的に疲れ易くなる
久坐(きゅうざ)
ずっと座っていると脾(消化器系)が弱って、胃腸の症状が出たり、手足がだるくなる
久臥(きゅうが)
ずっと横になっていると肺が弱って、風邪などをひきやすくなったり、肌荒れが起こる
久立(きゅうりつ)
ずっと立っていると腎が弱って、骨の弱りで腰や膝痛、薄毛にもなる
パソコンだと 視・坐 が当てはまります。
予防にはたまに席を離れるようにしたり、その場で首肩や脚を動かしてみて下さい。
五労は何もしちゃいけないんではなくて、全てバランス良く出来るとgoodです!
鍼灸 マッサージ院ごぎょう スタッフ 松木でした。